ジセレカ錠の製品説明会をうけました
ジセレカ錠とは?
既存治療で効果不十分な関節リウマチに対するヤヌスキナーゼ(JAK)阻害剤です。JAKを阻害することで、炎症性サイトカイン等の作用を広範に抑制することが期待されます。
ちなみにJAKとは、自然免疫応答および獲得免疫応答に関与する複数のサイトカイン、成長因子、およびケモカイン受容体の下流のシグナル伝達の重要なメディエーターとのことです。
JAK阻害剤は5種類ある
ゼルヤンツ/オルミエント/スマイラフ/リンヴォック/ジセレカ
関節リウマチ診療ガイドライン2020でのJAK阻害薬の位置づけ
リウマチと診断されてから、フェーズ1での治療(MTX、csDMARD)で6か月以内に臨床的緩解もしくは低疾患活動性が達成できない場合の、フェーズ2での選択肢の1つ。
フェーズ2ではフェーズ1の治療に生物学的製剤(bDMARD)もしくはJAK阻害剤を追加する。医療経済の観点からバイオシミラーが上市されているbDMARDを優先することの記載がある。
ジセレカ錠の特徴
AK1選択性が高く腎排泄型。
FINCH1試験ではジセレカ200mgはアダリムマブよりACR20改善率が高かったデータが得られ、FINCH2試験ではbDMARD抵抗性の患者にもジセレカは有効性を示したデータが得られた。
ほかのJAK阻害薬同様、帯状疱疹、ヘルペスなどの副作用の発現率が高い。
